'96年日経パソコン(夏合併号)に「Netscape ブラウザーがOSに変わる」という記事があります。
当時、OS製造を手がけたことがある私は、「Windod95でも凄いのに、Windod95上で動くブラウザーがOSになるわけがない」、と苦笑したことを記憶しています。(記事ではJavaScriptよりJava Appletを重視している)
あれから約18年、「ブラウザーはOSである」と言っても、誰も笑う人はいません。当時、ブラウザーがここまで発展するとは私は想像も出来ませんでした。
NetscapeはマイクロソフトのIEに敗れ去りましたが、技術はFierFoxに引き継がれました。そして、スマートホーンのOSとして再び表舞台に登場しようとしています。
もし、Netscapeが日本で誕生し、IEに敗れ去っていたらここまでブラウザーは発展しなかったでしょう。本当の資本主義とは、捨てる神あり、拾う神ありの世界であり、将来を見越した資本家が存在する社会だ、と思いました。
反面、日本の資本主義は単なる西洋のコピー(仏作り魂入れず)でしかない、とブラウザーの発展を見てきた私は思います。
日本も早く、目先の利益だけでなく、本当に消費者が欲する製品を作ってほしい。
'75から約20年メインフレームの開発に携わり、ワークステーションやパソコンはおもちゃだと決めつめていた。だが、Downsizingにより、メインフレームは消滅した。そして、私も情報処理から身を引いた。だが、パソコンやWANの発展ににより、WEBという新しい世界が生み出された。 このグロブでは、こんなメインフレームの技術しかもっていな私が、目撃した、WEBの世界を語りたいと思っています。
2014年11月18日火曜日
FierFox(日本は仏作り魂入れず)
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